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普通科進学探究コース

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普通科進学探究コース全般(特に学校設定科目”探究Ⅰ”及び”探究Ⅱ”)の取り組みを記事にしています。
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#私立

聖光×地元企業(プログラム実習)

6月6日(月)に「情報Ⅰ」の時間を使用し、横断的な探究の学びを実施しました。今回は伊達市に本社を構えている株式会社リビングロボット様をお招きし、プログラム基礎の出前講座を実施しました。今年3月の地震により、情報室が被害に遭ってしまったため、本日は化学室をお借りして授業を実施しました。 6月23日福島民報社 タブレットでプログラムを使用し、”メカトロウィーゴ”を動かしてIoTの基礎を学びます。まずはロボットがどのようにできているのかの説明を受けました。 細かい部品の数々。

地元起業家の”ことば”

2022年6月3日(金)5・6時間目 本日の教科「探究Ⅰ」の授業は"まちづくりの正体”と題して、前職は東京都庁職員、現在は国見町にある株式会社家守舎桃ノ音の代表取締役、上神田健太さんにお伺きました。 上神田さんは現在、藤田駅前のエコタウン事業に着手しています。また国見町に小さな”まち”を作るために、"Co-Leaning Space アカリ"や地域資源を循環させるイベント”めぐるくらし市”や”空想マルシェ”などを手掛けています。さらには国見町公式短編作品”ふたつの空と”を制

地元高校生として伊達市のミライと向き合う

2022年6月1日(水)伊達市の高校(聖光学院高校,保原高校,梁川高校)が伊達市役所に集まり、”伊達なミライ創出プロジェクト”の地域連携授業の参加を表明しました。 ”伊達なミライ創出プロジェクト”って?? 伊達市の高校生を対象とし、地域に対する課題意識や貢献意識を持ち、将来、地域を担うことができる人材を育成することを目的として、高校生ならではの視点で地域の課題の発見し、解決を目指すプロジェクト ここ数年は、保原高校の商業科が伊達市と共同して実施していました。本校が今年度に

今だからこそ大切なこと(SDGs)

2022年6月2日(木)5・6校時。授業変更のため、本日は4時間が探究の授業。1・2時間目は「探究Ⅰ」は”探究活動”。5〜6時間目は”探究学習”となりました。 本日の「探究Ⅰ」は福島県男女共生センターより、津田理恵様を講師としてお招きし、”ジェンダーと多様な性”について学びました。 5時間目は”ジェンダー”について”日本の今”を分かりやすく説明している動画↓ さまざまなデータを見せていただき、日本の男女間格差がまだまだ存在しているということを改めて知る機会となりました。

少し遅い田植え作業

2022年6月2日(木)1〜2校時の「探究Ⅰ」は農作業です。 本日もグループを分けての作業となりました。本日はスイカの苗植えと田植えを行いました。 作成していたマルチに穴を開け、スイカの苗を植えていきます。つるの摘芯も行いました。何事も初めての作業。スイカの仕立てや交配など今後もやることはたくさんありますが、失敗も経験値だと思い、収穫に向けて育てていきます。 続いては田んぼ作りです。ベジラグを使用し、田んぼを学校のベランダに作りました。田んぼの土を入れて、水と混ぜながら、全

ファーストペンギン

2022年5月27日(金)5・6校時目 進学探究コースは、イタリアのミラノとリモートで繋ぎ、NY大学1年生の菊田隆一郎さんとの特別授業を行いました。本校ホームページに詳細が載っておりますので、授業の内容についてはこちらをご覧ください。↓ noteでは、彼との出会いやこの授業にいたった経緯をお話したいと思います。 菊田隆一郎君の記事↓ 菊田隆一郎君のnoteはコチラ↓ 1.ついに実現した菊田君の授業ついにこの日がやってきた。昨年から交流があり、彼は今年ニューヨーク大学へ

福島大学訪問

2022年5月26日(木)4〜6校時 中間考査後初の探究の時間。今週は進路探究ウィークです。福島県唯一の国立大学である福島大学様にお邪魔をいたしました。 今までは上級学校見学会というと、高校2年生からですが、高校1年生だからこそ感じ取れる何かがあるのではないかと考え、進学探究コースでは1年生のうちから県内の国公立大学を全て見学します。今回はその第1弾です。 到着すると、大学のキャンパスの大きさに生徒達は驚いていました。今月の探究のテーマが”食農”なので、今回は食農学類の模

畑と田植えの準備

2022年5月12日(木)5・6校時目 明日の探究の時間がなくなってしまったので、本日は2つにグループを分けて作業を行いました。 グループ1(畑作業) ”きゅうり”と”なす”の苗が先週の風の影響で少し傾いてしまったので、支柱で補強をしました。 先週耕した畑にマルチをしきました。あまり教えることはせず、周りの畑や見ながら、生徒達が考え、工夫して作成しました。 マルチって? マルチ(マルチング)フィルムとは、作物の株元を覆うフィルムを指します。マルチ(マルチング)を行うこと

「探究」×「情報」

「情報Ⅰ」の時間を使用し、横断的な探究の学びを実施しました。 「探究」の授業では、”知る”→”表現”→”創作”を行いました。 「情報」の授業では、創作したものは自分の意図どおりに相手に届いているのか(自分が伝えたいことが相手に伝わっているのか)を学ぶ授業を行いました。 1年の最後には課題を見つけ、プレゼンテーションまでを生徒が主体的に取り組めるよう、自分の表現が受け手にどう捉えられているのかを知る良いきっかけとなりました。 ◇プレゼンテーションの目的  プレゼンテーシ

農作業という”体験値”

2022年5月6日(金)5・6校時目 5月の「探究Ⅰ」のテーマは”食農”です。天候にも左右されますが、6月上旬まで農作業を行います。 なぜ農作業と思った方は、コチラの記事をご覧ください↓ 本日行った作業は以下の通りです。 ”土地を耕す”,”水やり”,”畝をづくり”,”苗植え”,”間引き” ①土地を耕す 新しくお借りした1区画を、耕します。雑草が生え、石がゴロゴロとある土地を畑にしていきます。農機具を初めて使う生徒たち。作業を進めていくうちに徐々に様になっていきました。

食農教育を大事にする

食農教育とは、一般的な食育活動に加えて、それを支える農業や地域、自然との関わりにも注目し、私たちの食を支える農業活動を知る・体験することです。 食育って? ”食育”の定義は、「食」をめぐる環境の変化の中で、国民一人ひとりが「食」に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成を資することとされています。                               食育基本法より 私たちは”食”と”農”につい

今日からあなたもクリエーター

2022年4月28日(木)5・6時間目 教科「探究Ⅰ」の3回目の授業は「表現する」から「創作する」という時間です。 今回はnote株式会社の中野麻衣子様を講師にお招きし、初のリモートでの授業でした。 1.noteって? 「つくる、つながる、とどける。」という誰もがクリエーターとなれるプラットフォームです。今まではハードルが高かったブログやホームページを簡単に作成することができ、プラットフォームが創作の街となっています。 本校の進学探究コースページも現在、「note pr

偏愛マップと他己紹介

2022年4月22日(金)5・6時間目 教科「探究Ⅰ」の2回目の授業は「自分を知る」から「自分を表現する」という時間です。 どんなに素晴らしい発想や考えがあったとしても、1人で実現するには限界があります。そしてその発想を人に言葉で伝えることができなければ、相手の賛同や理解、協力を得ることができません。 今回はクラスのアイスブレイクも兼ねて、偏愛マップを作成し、自分をどう相手に表現するできるかをCanvaを使用して表現してもらいました。 1.アイスブレイクって? 「アイ

自分を知ることの大切さ

2022年4月21日(木)5・6時間目 教科「探究Ⅰ」の最初の時間は「自分を知る」という時間でした。高校受験時の面接練習でもよく出題される 「あなたの長所と短所はなんですか?」 という質問。この問いに対し、よく長所と短所の答えがバラバラな生徒がいます。しかし長所は短所にもなり、短所は長所にもなり得ることを自分で理解しておく必要があります。 例えば「負けず嫌い」という長所は、言い換えれば「プライドが高い」という短所にもなります。また、「飽き性」という短所は、「好奇心旺盛