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普通科進学探究コース

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普通科進学探究コース全般(特に学校設定科目”探究Ⅰ”及び”探究Ⅱ”)の取り組みを記事にしています。
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#桑折町

今年度、最後の収穫

11月11日(金)の探究は、桑折町のニコニコファームにて最後の収穫となりました。 今回の収穫のメインは里芋。本来里芋の種芋の植え付けは4月上旬〜5月上旬、芽出しから1ヶ月で畑に植えなければならないなのですが、日程が合わず、6月下旬に苗植えを行いました。 やはり苗植えの時期がズレたため、他の畑よりも少々小ぶりに成長してしまい、上手に育てっているか少し心配です。 みんなで収穫。心配でしたが、とりあえず里芋を収穫することができました。芋がらもしっかり収穫。乾燥させて美味しくい

1つ学べばそれは素晴らしい日

「落花生は、木に実るものだと思いました。」生徒からの何気ない質問。「そうだよね。木に実ってそうだもんね。」 ないげない疑問をぶつけられる環境、そして落花生を畑で種から植えたこと。この2つがなければ、今回の疑問は生まれなかったかもしれません。それだけで畑を探究に取り入れた意義があると感じました。 9月9日(金)の探究の時間は、聖光ファームで落花生の収穫を行いました。地元の種屋さんから、「おおまさり」という品種を購入。ポッドから育てて、ついに収穫の時期を迎えました。 落花生と

いざ、収穫のとき

7月8日(金)の探究の時間。ついにこの時が来ました。桑折町の聖光ファームで収穫作業です。1学期の夏休みに入る前に収穫を終わらせます。 今回の収穫作物は”じゃがいも”。まだ生徒達は入学式前だったので、担任の先生とじゃがいもを植えていました。 その前にいつものやるべきことが・・・・。 草むしりを終わらせ、いよいよじゃがいもの収穫に移ります。 土を掘り返すと、次々とじゃがいもが出てきます。大豊作です。 収穫している間に、収穫済みのじゃがいもを調理。ガスコンロと鍋で蒸してい

日々是好日

6月29日(水)の探究の時間は、桑折町の聖光ファームで農作業です。期末考査前最後の探究の時間なので、しっかりと手入れをします。 ついた途端、またあの作業が・・・。草むしりを黙々とこなします。 草むしりが終了したら、以前ビーツを栽培したところに、今度はピーマンと里芋の苗を植えました。さて上手くいくかどうか。 以前植えた他の作物達は、どのようななっているのか。きゅうり、なす、落花生、じゃがいもの様子です。 学校のベランダで育てている稲もすくすく成長中です。稲管理係の皆さん

毎日だから大切にしたいこと

6月24日の「探究Ⅰ」の時間。今回は”からだづくりごはん”を提供している堀江幸穂さんをお招きし、人として欠かすことができない「食」について学ぶ機会をいただきました。 ”アス”リートのことを考える,”あす”のことを考えるという2つのコンセプトをもとに、「からだづくり」や「フードロス削減」をコンセプトに伊達市を中心にキッチンカーでお弁当を販売している堀江さん。 進学探究コースでは、SDGsへの取り組みや農作物を育てているという観点から、「食」については普段から横断的に授業に取

敵を知り己を知れば百戦危うからず

6月23日の「探究Ⅰ」の時間。本日はベネッセコーポレーションさんを講師としてお招きし、本校で使用しているClassiと7月に行われる総合学力テスト、そして高校の学習についてを学びました。 まずは現在も使用しているClassiについての説明を聞きました。 本校が使用しているClassiでの主な機能は以下の通りです。 Classiを使用した活用方法 1.校内グループを使用した生徒、保護者への連絡 2.学習動画やWebプリントを活用した週末課題の実施 3.アンケート機能を活用

未来人の発表(最高学年から後輩へ)

6月17日(金)5校時の探究は、”自分の未来を視る”時間でした。 進学探究コースでは2年生になると「探究Ⅰ」から「探究Ⅱ」へ。今度は自らテーマを決め、1年間そのテーマと向き合って出した自分なりの”納得解”もしくは”最適解”を発表します。 現在の「探究Ⅰ」では様々な活動を行い、地域の方々や大学生とふれあい、視野を広げる時間としています。無意識を意識化するためにはとても重要な1年間。様々な経験と体験が正解のない問題に向き合う力を育んています。 しかし実際に自分がどのような姿

果てなき戦い。(聖光ファーム)

6月17日(金)6校時は、聖光ファームでみんなで戦いに挑みました。 対戦相手は雑草。この時期は抜いても抜いても果てしなく湧き出てきます。 大変・・・。と思いきや、生徒達は意外に楽しそうです。 野菜の経過観察をしながら、無心で草をむしりを行いました。 野菜の経過報告です。収穫できるといいな。 スタグフレーションにより、物の値段が日々上がっている昨今。普段何不自由なく食べている野菜。高校生となり、改めて農作物を育てることを体験し、彼らは何を感じ取るのでしょうか。生徒もそし

今だからこそ大切なこと(SDGs)

2022年6月2日(木)5・6校時。授業変更のため、本日は4時間が探究の授業。1・2時間目は「探究Ⅰ」は”探究活動”。5〜6時間目は”探究学習”となりました。 本日の「探究Ⅰ」は福島県男女共生センターより、津田理恵様を講師としてお招きし、”ジェンダーと多様な性”について学びました。 5時間目は”ジェンダー”について”日本の今”を分かりやすく説明している動画↓ さまざまなデータを見せていただき、日本の男女間格差がまだまだ存在しているということを改めて知る機会となりました。

少し遅い田植え作業

2022年6月2日(木)1〜2校時の「探究Ⅰ」は農作業です。 本日もグループを分けての作業となりました。本日はスイカの苗植えと田植えを行いました。 作成していたマルチに穴を開け、スイカの苗を植えていきます。つるの摘芯も行いました。何事も初めての作業。スイカの仕立てや交配など今後もやることはたくさんありますが、失敗も経験値だと思い、収穫に向けて育てていきます。 続いては田んぼ作りです。ベジラグを使用し、田んぼを学校のベランダに作りました。田んぼの土を入れて、水と混ぜながら、全

ファーストペンギン

2022年5月27日(金)5・6校時目 進学探究コースは、イタリアのミラノとリモートで繋ぎ、NY大学1年生の菊田隆一郎さんとの特別授業を行いました。本校ホームページに詳細が載っておりますので、授業の内容についてはこちらをご覧ください。↓ noteでは、彼との出会いやこの授業にいたった経緯をお話したいと思います。 菊田隆一郎君の記事↓ 菊田隆一郎君のnoteはコチラ↓ 1.ついに実現した菊田君の授業ついにこの日がやってきた。昨年から交流があり、彼は今年ニューヨーク大学へ

福島大学訪問

2022年5月26日(木)4〜6校時 中間考査後初の探究の時間。今週は進路探究ウィークです。福島県唯一の国立大学である福島大学様にお邪魔をいたしました。 今までは上級学校見学会というと、高校2年生からですが、高校1年生だからこそ感じ取れる何かがあるのではないかと考え、進学探究コースでは1年生のうちから県内の国公立大学を全て見学します。今回はその第1弾です。 到着すると、大学のキャンパスの大きさに生徒達は驚いていました。今月の探究のテーマが”食農”なので、今回は食農学類の模

畑と田植えの準備

2022年5月12日(木)5・6校時目 明日の探究の時間がなくなってしまったので、本日は2つにグループを分けて作業を行いました。 グループ1(畑作業) ”きゅうり”と”なす”の苗が先週の風の影響で少し傾いてしまったので、支柱で補強をしました。 先週耕した畑にマルチをしきました。あまり教えることはせず、周りの畑や見ながら、生徒達が考え、工夫して作成しました。 マルチって? マルチ(マルチング)フィルムとは、作物の株元を覆うフィルムを指します。マルチ(マルチング)を行うこと

「探究」×「情報」

「情報Ⅰ」の時間を使用し、横断的な探究の学びを実施しました。 「探究」の授業では、”知る”→”表現”→”創作”を行いました。 「情報」の授業では、創作したものは自分の意図どおりに相手に届いているのか(自分が伝えたいことが相手に伝わっているのか)を学ぶ授業を行いました。 1年の最後には課題を見つけ、プレゼンテーションまでを生徒が主体的に取り組めるよう、自分の表現が受け手にどう捉えられているのかを知る良いきっかけとなりました。 ◇プレゼンテーションの目的  プレゼンテーシ