マガジンのカバー画像

普通科進学探究コース

64
普通科進学探究コース全般(特に学校設定科目”探究Ⅰ”及び”探究Ⅱ”)の取り組みを記事にしています。
運営しているクリエイター

#福島

SDGsから見る世界からみた日本の評価

6月14日の探究は福島県国際交流協会の竹田有理様に来校頂き、SDGsについて講義して頂きました。そもそも「SDGsって何?」から世界から見た日本の現状、プラスチック問題についてなど様々な視点から授業をして頂きました。 世界を変える17の目標のうち、日本の現状評価はどのくらいか。実際に見てみると1位はフィンランドで日本の順位は21位(2023年)となっていました。 自分達がなんとなく達成できていそうな項目でも世界から見るとまだまだということがたくさん知ることができました。

幸せのカタチの見つけ方

6月1日の探究はBerry's Garden 代表の景井愛実さんに来校頂き、”福島と桃畑で学んだこと”をテーマに授業をして頂きました。 農業に縁もゆかりもなく、あまり良いイメージも持っていなかった景井さん。しかし結婚を機に農業に触れることで、その魅力を知ります。また農業の課題にも気づくことになります。まずは自分ができることを考え、農業女子代表として行動していた活動をお話してくださいました。 規格外の果物をスムージーにしたり、6次化商品(加工品)の開発と販売を実施したり、マ

おおたま学園コミュニティ・スクール(大玉村立大山小学校)および聖光学院高校探究コース 教育長訪問

 令和5年7月13日(木)、福島県教育委員会 大沼博文教育長が、おおたま学園コミュニティ・スクール(大山小学校)と聖光学院高等学校探究コースを訪問しました。  今回は、地域と協働しながら魅力ある学びを進めている学校の取組を紹介します。 おおたま学園コミュニティ・スクール 最初の視察先は、青々とした芝生が広がる校庭と、子どもたちの元気な挨拶が印象的な大玉村立大山小学校です。 「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」と「地域学校協働活動」  「コミュニティ・スクール

自分の未来を見据えて(福島大学見学)

5月18日の探究の時間は上級学校見学。本コースは高校1年生から卒業後の進路を見据え、1年生のうちに福島県内の国公立大学すべて(福島大学・福島県立医科大学・会津大学)を見学します。 入学してちょうど1ヶ月。「高校入学したばかりなのに、もう卒業後の進路?」なんて考えているのはもしかしたら大人だけかもしれません。大人ができることは1つでも多くの景色を見せておくこと。そこでどう感じるのかは生徒自身です。 昨年度は”食農学類”を中心に見学をしましたが、今年は”行政政策学類”を中心に

相手へ伝える演劇授業

5月11日の探究の授業は、劇団120○EN さんをお招きし、表現力や伝え方をを学ぶ授業を行いました。 劇団120○ENさんは福島県福島市で活動する劇団です。「福島に住む人々のルーツを辿る演劇集団」として、福島市に伝わる民話や歴史を下敷きにした福島だからこそ観ることの出来る創作劇を探し、定期的に上演しています。 アイスブレイクも兼ねたレクレーションからスタート。1から30までグループ内でアイコンタクトをしながら、声が被ることなく数えていくゲームやテーマに沿って自分の答えと同

飛び込んだ先に見えるもの

将来地域で活躍できる優れた人材を育成し、持続可能な地域社会の創出に寄与することを目的として、2021年から始まった本校と福島信用金庫様とのパートナーシップ協定も今年で3年目を迎えます。 今年最初の取り組みは、入学したばかりの進学探究コース1年生と地域(伊達市)で作る”四季の宅配便開発プロジェクト”です。 「まだ入学したばかりの高校生にできるのか。」それは誰の固定観念でしょう。進学探究コースは沢山の経験や体験ができる環境を生徒に提供する場所。進学探究コースに携わってくれる大

進学探究コースってどんなトコ???

2023年4月11日。第62回聖光学院高等学校入学式が無事挙行され、202名の新入生が入学を許可されました。 今週はオリエンテーションがメイン。高校生としての心構えなどを中心に、来週からの高校生活に備えた様々な説明を受けました。 オリエンテーションの最後は各コースの説明の時間となりました。この時間は各コース長がコースの説明をするのですが、今回は1期生の先輩に進学探究コースについて説明してもらいました。 コース説明後は、先輩達との座談会。私と担任は席を外し、生徒達だけの空

伊達市の課題は高校生で解決できる?

2月16日の探究は本校がある市、"伊達市役所"を訪問させていただきました。本コースの生徒は、伊達市はもちろんのこと、福島市、二本松市、白石市(宮城県)など様々な地域から登校しています。 「学校がある地域ってどういうところ?」から始まり、自分の生まれ育った地域にも関心を持ってもらいたいなという思いで今回の授業となりました。 今回は二部構成となっており、第一部では「探究Ⅰ」のメインテーマである「職業探究」として、公務員の職業ってどんなことをするのかを各課をまわり、説明していただき

なりたい自分と今のあなたにしかできないこと

2月2日の探究の時間は、キッチンカー”Juice Stand MG"の代表目黒耀さんに来校頂き、授業をして頂きました。 耀さんは、自分の人生のターニングポイントを例に挙げ、人生に直面する壁や予想外の出来事に自分はどう向き合ってきたかということを真剣にお話してくださいました。 耀さんは英語の教員を目指し、大学へ進学します。大学での学びで海外に更に興味が湧き、卒業後はワーキングホリデーで英語力を更に深めようと考えていました。しかし、突然の出来事が彼女を襲います。 新型コロナ

ロジカルシンキングで課題解決の手法を習得

2年生での「探究Ⅱ」に向けた準備。今回は自分の取り組む探究テーマを決めた後、どのような解決の糸口があるかを考えるための練習の時間となります。 今回の探究の時間は”一般社団法人 Bridge for Fukushima” 代表の伴場様に来校頂き、2日間じっくりと課題解決の手法を学びました。 課題解決をするには(ロジカルシンキング=論理的思考力)が必要不可欠。論理的思考力を身に付けるためには練習と経験が必要不可欠です。 ロジカルシンキングの基本的なステップは以下のようになり

『未来洞察! 防災と探究』①

12月9日〜12月22日は、”防災”をテーマに様々な視点から福島の防災を考える授業を行いました。 東日本大震災からまもなく12年が経とうとしています。現在の高校1年生は当時4歳での出来事。 意外なことに当時について話を聞いてみると、”恐怖”という感情ではなく、”楽しい”という感情が生徒達にはありました。 「体育館に泊まれて楽しかった。」、「家族と一緒に過ごせた時間だった。」など、その背景には大変な状況の中、沢山の大人達が未来ある子ども達を不安にさせまいという努力で生また

"パラレルキャリア"について学ぶ

12月1日の探究の時間は、社会福祉士を軸に様々な活動をされている一條仁様に来校頂き、アイディアを生み出す授業をしていただきました。 一條さんはまず自身が今、歩まれている"パラレルキャリア(複業)"について説明してくださりました。 "副業"との違いは、ボランティアやNPOの参加など、金銭が発生しないこと。そして自分の将来に向けた自己投資(スキルアップ)の活動であるということでした。 前半の授業は一條さんが”複業”として行っているペイフォワードカフェの活動についてお話をして頂

世界はきっと楽しいから始まる

11月25日(金)の探究は一般社団法人FーWORLD(CHANNEL SQUARE)の代表、平学様に来校頂き、授業をして頂きました。 CHANNEL SQUAREではその名の通り、様々なチェンネル(事業)を通して福島を楽しく、そしてかっこよくする事業を行なっています。特に子供達が福島の自然から様々なことを学び、世界に羽ばたいてもらいたいと、環境づくりに尽力されています。 事業内容 ◇子どもたちに向けたより良い社会形成の推進を目的とする事業 ◇子どもたちに向けたスポーツやカ

今年度、最後の収穫

11月11日(金)の探究は、桑折町のニコニコファームにて最後の収穫となりました。 今回の収穫のメインは里芋。本来里芋の種芋の植え付けは4月上旬〜5月上旬、芽出しから1ヶ月で畑に植えなければならないなのですが、日程が合わず、6月下旬に苗植えを行いました。 やはり苗植えの時期がズレたため、他の畑よりも少々小ぶりに成長してしまい、上手に育てっているか少し心配です。 みんなで収穫。心配でしたが、とりあえず里芋を収穫することができました。芋がらもしっかり収穫。乾燥させて美味しくい