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SDGsから見る世界からみた日本の評価

6月14日の探究は福島県国際交流協会の竹田有理様に来校頂き、SDGsについて講義して頂きました。そもそも「SDGsって何?」から世界から見た日本の現状、プラスチック問題についてなど様々な視点から授業をして頂きました。

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世界を変える17の目標のうち、日本の現状評価はどのくらいか。実際に見てみると1位はフィンランドで日本の順位は21位(2023年)となっていました。
自分達がなんとなく達成できていそうな項目でも世界から見るとまだまだということがたくさん知ることができました。

日本のSDGs17目標別達成度(2023年)
緑は達成度合いが高く、赤は達成度合いが低い項目

今回はプラスチックについて焦点を当てて授業をして頂きました。安価で様々な用途に使用されているプラスチック。

プラスチックが使用されている身近な物の一部。想像以上に日常と密着していることがわかりました。

安い、加工しやすい、軽い、丈夫。使用する時は便利でも、使用後の処理には様々な問題があることに大人の私も改めて気付かされます。
特に問題なのはプラスチックのリサイクルは品質が悪くなると同時に、新しく作った方が安価になるというジレンマがあるということ。人間にとって便利なものが、地球にとっては本当に厄介なもの。これからは人間という単位ではなく、地球という単位で物事を真剣に考えるべきだと思わされた授業でした。

福島のゴミ問題も自分ごととして、しっかりと認識しなければなりません。

日常の当たり前にフォーカスを当てると、実は本当にこのままで本当に良いのかということに気付かされた今回の授業。
当たり前に違和感を持つクセをつけて、解決は出なくても自分ごとで常に考え、今の自分にできる小さくても自分なりの答えを持つ大切さを学ぶ機会となりました。