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選択格差をなくすために

5月31日の探究は一般社団法人ハッシャダイソーシャルの代表である三浦宗一郎さんに来校頂き、授業をして頂きました。

三浦宗一郎さんは高校卒業後に製造業へ就職。しかし自分のいる環境に違和感を覚え、各国の旅を通して様々な経験をし、現在はハッシャダイソーシャルの代表をしながら、今年の9月には慶應義塾大学の学生となる異例の経歴の持ち主。
様々な経験や体験を通して、今の自分だからわかる選択格差という問題。三浦さんは学生達に選択格差を打ち破る後押しを自分の歩んできた道を通して伝えてくれました。

選択格差って?
例えばサッカーが潜在的に得意な生徒が、サッカー部がない学校に通ってしまうと、選択自体できないため自分の可能性を狭めてしまうということ。
本コースも選択格差を少しでも減らしたいという思いで、探究の時間を通して視野を広げる取り組みを実施しています。

三浦さんの印象的な言葉の中に「価値を忘れている人はいても、価値のない人なんていない」という言葉がありました。教員である私自身もとても救われた言葉でした。大人になると様々なことが複雑化していくが故に、自分の価値を見失うことが多々あります。コース生はこの言葉を未来にプロットし、自分の価値を見失ってしまいそうな時に、この言葉を思い出してほしいなと思っています。

授業後の質疑応答で、とても嬉しい出来事がありました。生徒のほとんどの質問が海外について。今年の1年生は日本という枠組みを飛び越えた思考を持っていると思うと、ワクワクが止まりません。授業後の感想にもそれぞれが海外への思いを綴っていてとてもうれしくなりました。

授業後は質疑応答。素朴な疑問に対し生徒の目線に立って丁寧に答えて頂きました。

選択格差・・・。海外の環境が当たり前というコースにするべく、現在試行錯誤中です。数学の教員という枠組みなんてものはとっくにリフレーミングしています。
1つでも多くの新しい選択肢を与えることを改めて大切だと感じた1日でした。

三浦宗一郎さん、本当にありがとうございまいた。

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