未来のじぶんのすがた
10月6日(木)の探究の時間は現役大学生に来校頂き、大学生だからこそ高校生に伝えたいことを授業していただきました。
今回来校頂いたのは、"むらの大学"という大学の講義から派生し、その後大学生が自主的に活動をしている"川内村に関わり隊"のメンバーである福島大学生の皆さん。全5学類の垣根を越えて、様々な学びや活動をしているメンバーが福島のかかわりを率先して行なっています。
今回授業をして頂いたのは、関わり隊のリーダーである増尾さん。大学と高校の仕組みの違いや、学類の説明など親切・丁寧に説明してくださりました。
本コース生は入学1ヶ月後の5月に福島大学へ直接訪問しましたが、大学訪問時の説明とはまた違った視点ということ、高校にもなれ自分の進路を考え始めたこと、何より年齢が近い大学生が説明していることにより、生徒達は食い入るように増尾さんの授業を聞いていました。
増尾さんの「勉強は楽しいですか?」という質問に固まる生徒達。その質問の理由は増尾さんの福島大学に入るまでの経緯でした。増尾さんは高校時代、勉強の楽しさを見出すことができず、高校卒業後は就職をしたそうです。就職をして初めて学ぶ大切さを知り、そこから大学受験のため勉強を開始。見事、福島大学に合格し、今があるといいます。
高校時代を振り返り、「”正しい知識”を持っていなかったため、高校時代は”正しい選択”をすることができなかった。だから今の話を聞いて、勉強する目的を考えるきっかけになってくれれば。」と話してくださった増尾さん。高校卒業後の分岐点である就職と進学。その両方を体験している増尾さんだからこそ話せる大切な時間となりました。
増尾さんの話の後は、大学生との座談会を開催。グループになり、先生には質問できないけど聞きいてみたい様々な質問を大学生にぶつけていました。終始笑顔で続く座談会を見守りながら、楽しく有意義な時間はあっという間に過ぎていきました。
福島大学生の皆さん、本当にありがとうございました。
5月の福島大学訪問の記事はコチラ↓
本コースの”タンキュウブ”では、「TEA&THINGS」というフードロスと耕作放棄地の資源化を考えた新しい取り組みを企業と大学生と共同で行なっています。2022年11月についに4種類のドライフルーツハーブティがリリース。コチラも是非ご覧ください。