見出し画像

幸せのカタチの見つけ方

6月1日の探究はBerry's Garden 代表の景井愛実さんに来校頂き、”福島と桃畑で学んだこと”をテーマに授業をして頂きました。

景井さんの果樹園で摘果作業のお手伝い

農業に縁もゆかりもなく、あまり良いイメージも持っていなかった景井さん。しかし結婚を機に農業に触れることで、その魅力を知ります。また農業の課題にも気づくことになります。まずは自分ができることを考え、農業女子代表として行動していた活動をお話してくださいました。

福島農業女子として精力的に活動されている景井さん

規格外の果物をスムージーにしたり、6次化商品(加工品)の開発と販売を実施したり、マルシェやイベントを行い、県内外に福島の農作物をPRしたり・・・。
自分が農業で感じた課題を自分なりに仮説を立てて解決し、そこで生まれた新しい課題にまた仮説を立てて行動する。福島の農業をテーマに景井さんはずっと探究し続けてきました。

6次化商品って?

生産だけでなく、製造・加工やサービス業・販売にも取り組み、新たな価値を創出すること。

様々な取り組みをした結果、景井さんが自分の答えとして辿り着いた”成解”は「全ての答えは畑にある。」というものでした。「”畑”という”庭”を通して、誰もが幸せな世の中を想像する」をコンセプトに現在は会員制のリトリート農園を運営しています。

リトリートって?
日常から離れた環境に身を置き、非日常の癒しを感じたり、楽しむ体験のこと。実際に福島の果樹の環境に触れ、風景に触れ、収穫し、食べるという全てのことを農園で体験させています。

直接農園に訪れ、非日常と四季を堪能する

「幸せは目の前にある」ということを導いた景井さんの授業後は、生徒1人1人の”幸せの定義”についてグループワークを実施しました。
物事は考えれば考えるほど、複雑化します。”幸せ”の考え方もそうかもしれません。

幸せのカタチについて考える生徒達

まずは幸せと感じる感情を書き出していきます。どんな感情が幸せなのか、意外に考えてみると深いなと感じました。
次に”当たり前”を”ありがとう”に変換し、今は当たり前だけど特別なことをモノ,ヒト,コトで書き出していきました。

幸せのカタチを感情+モノ・ヒト・コトで書き出していきます。

全ての付箋を確認しましたが、その中に”お金”というワードは1つもありませんでした。

幸せの定義って??

皆さんも真剣に考えてみませんか???

笑顔、嬉しい、楽しい、幸せのカタチに必要なカケラたち


農園でもぎたての桃を丸かじり。これも幸せのカタチ