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ロジカルシンキングで課題解決の手法を習得

2年生での「探究Ⅱ」に向けた準備。今回は自分の取り組む探究テーマを決めた後、どのような解決の糸口があるかを考えるための練習の時間となります。

今回の探究の時間は”一般社団法人 Bridge for Fukushima” 代表の伴場様に来校頂き、2日間じっくりと課題解決の手法を学びました。

2日間とも、授業の初めはアイスブレイクから

課題解決をするには(ロジカルシンキング=論理的思考力)が必要不可欠。論理的思考力を身に付けるためには練習と経験が必要不可欠です。

ロジカルシンキングの基本的なステップは以下のようになります。

  1. 情報を収集する:問題に関する情報を収集する。

  2. 情報を分析する:収集した情報を分析し、重要な点やパターンを特定する。

  3. 解決策を見つける:分析の結果から、問題を解決するための最適な解決策を見つけます。

  4. 解決策を実施する:最適な解決策を実施します。

ロジカルシンキング習得方法は様々ですが、今回は課題解決のためのフレーム(PCM手法)を利用して課題解決のプロセスを学んでいくこととなりました。

今回は「世界の食料不足」という壮大なテーマを課題解決するためにグループワークを行いました。

関係者分析→問題分析→目的分析→プロジェクトの選択までを実施。壮大な課題テーマを身近な課題に置き換えた例とともに行ったり来たりすることによって、グループ内の意見がどんどん深くなっていきました。

どんどん自分のアイディアを書き出します。


もうでない!その先に深く眠っている斬新なアイディアが。諦めないで。

解決策を考えていくと、答えが1つではなく複数の選択肢があることに気づきます。その複数の選択肢を、実現可能性、コスト、継続性、効率性の優先順位から今できる最適解を導き出します。

優先順位から最適解・納得解をグループで導き出します。

私もメンターとして参加しましたが、大人の私も頭を使いすぎて疲れてしまうほど。でも考えるって面白い。正解がないものに挑戦することの向き合い方と楽しさをこの2日間で学びました。

ある生徒が、「考えて意見を出すことはとても大事だということがわかった。でも考えるためには、様々な知識が自分の中に必要なんだなと改めて感じた。」と言ってくれたのがとても印象的でした。

勉強するのではく、なぜ学ばなければいけないのかを少しだけ自分たちで因数分解できたそんな探究の時間でした。