にぎわいづくりプロジェクト⑥
様々な話し合いの結果、今年度は3つの取り組みをしていくことにしました。
①SNSで仕掛けをしてお客さんを集める
→TikTokを使用した宣伝方法
②店内に仕掛けをしてお客さんを集める
→メイク体験
③店外に仕掛けをしてお客さんを集める
→キッチンカーの出店
①TikTokを使用した宣伝方法
高校生をターゲットにした高校生目線の宣伝方法に挑戦してみようという試みを行いました。②と③の実施の際にSNSで事前告知を行い、集客を図るという提案。
SNSとしてTikTokを使用した理由としては以下の3点です。
(1)20代以降の年齢層に比べ、10代はTikTokの利用率が高いこと。
(2)他のSNSと違い、フォローをしなくても関連動画でCMのように流れること
(3)ダイユーエイトがまだ宣伝として使用していないSNSだったこと。
プレゼンに向け、どのくらい視聴されるのかを検証しました。
季節は12月だったので、クリスマスに向けて、ダイユーエイト取扱商品を高校生なりに考えた動画をアップしました。(進学探究コースホームページのTikTokタブをクリックするとご覧いただけます。)
どの動画も約1週間で1000視聴となりました。売り上げとの因果関係は未知数なものの、違ったターゲット層にアピールできるという検証結果が得られました。
②メイク体験会の実施
福島県一のメイク用品の品揃えでありながら、それが高校生にあまり認知されていなかった現状を課題とし、それをどう広めていくのかということを考えました。まずは品揃えを実際に見てもらう。それには店内に来店してもらう仕掛けを考えなければならない。
ということで、メイク体験会の実施をしようと考えました。しかし、ここで問題が発生しました。それは誰がメイクをするのか。メイクの講師をお呼びするのが一番早いですが、講師をお呼びするということは、費用がかかってしまう。
その問題を解決するために、専門学校とのコラボができないかと考えました。その理由は以下の2つです。
(1)企業側は場所の提供とコスメ代で販売戦略することができる。
(2)専門学校生は、実際のお客様との接客体験ができる。
専門学校とのアポイントを取り、高校生が実施したいものをリモートでプレゼンしました。その結果、実施にいたった場合、喜んで協力すると快諾いただきました。
③キッチンカーの出店
福島駅から徒歩5分のところにあるダイユーエイトMAXふくしま。好立地であるにもかかわらず、ふらっと立ち寄るお客さんが少ない現状がありました。
また、福島は車が必需品。当然ダイユーエイトにも車で来るのですが、それにもデメリットがあります。お客さまは目的を持って来店するため、車で目的の階の立体駐車場に車を止めて、他の階を見ずに退店されてしまうのです。どうやったら、目的の階以外を見てくれるのか、どうすればふらっと立ち寄る人が増えるのか。
考えた結果、店外にキッチンカーを設置して来店を促す発想を思いつきました。キッチンカーを選んだ理由は以下の3つです。
(1)車なので、出店の準備や移動が容易である。
(2)様々な種類のキッチンカーがあるので、常にお客様に新しさを生み出すこ
とができる。
(3)キッチンカー自体がダイユーエイトの宣伝カーとなる。
聖光学院のオープンスクールに来てくれた、JuiceStand MG様にお願いをし、店舗出店に向け、出店が実現した際には、喜んで協力するという約束をいただきました。
この3つの取り組みの実現に向け、1月25日の発表に向けてそれぞれのグループが動き出しました。