聖光ファーム2021(実践編)
2022年度の進学探究コースの探究の時間を利用して農作物の栽培を行うことを計画しており、2021年度から試験的な農作物の栽培に着手しました。実際に行ったことを書いていきます。
1.土地を借りる
まずは土地を借りるところから。聖光学院から近く生徒達が探究の時間に気軽に足を運べる場所が必須条件でした。その中で見つけたのが桑折町役場が運営しているニコニコファーム。桑折町に住所がある人なら誰でも借りることができる農地をお借りして、農作物を育てることにしました。(ニコニコファーム概要はコチラ↓)
2.土地を農地にする
初年度ということもあり、耕運機を使って耕すところまでは自治体の方に手伝ってもらいましたが、ここからがスタート。まずは田んぼにある石を手作業で退けていきます。これが本当に一苦労。一輪車を往復しながら石を除去していきます。
次に土壌改良剤を使用し、土とまぜまぜ。(初めてのことで見よう見まねで作業をしました。もっと良いやり方やアドバイスがあれば、コメント欄にお願いします。)
3.畝を作る
畝を作る理由は、以下のようになります。
1.根が伸びて野菜の生育が良くなる
2.畑を区分けできる
3.排水性を上げる
初めてにしては上手くできたかな???
4.苗を植える
今回は初めてなので、苗から植えることにしました。後から知ったのですが、農作物によっては苗にして畑に植えた方が適している野菜と、種の段階から直接畑に植えた方が適している野菜があるそうです。日々学びがありました。
時期が遅く、発育に影響があった農作物も沢山ありました。今後の反省です。
6月10日 きゅうり なす ししとう 枝豆 とうもろこし
6月22日 さつまいも
9月10日 大根(種から始めました)
5.稲もやってみる
小規模ですが、稲も育てることにしました。田んぼの土と苗を頂き、校舎内で育てました。
6.収穫してみる
前途多難でしたが、収穫まで行うことができました。次年度に向けての反省も多くありますが、やはり行動って大事ですね。
7.次年度に向けて
新コース前にこの経験ができたことは、本当に大きかった。この反省や課題とともに今度は生徒と一緒に育てた時、生徒にはどんな根を張り、芽を出すのかを楽しみにしています。
最後はファイナルファンタジー風の写真で締めくくりたいと思います。笑