見出し画像

理想のテダソチマ

10月20日(木)の探究の時間は株式会社テダソチマ代表の大木和彦様に来校いただき、授業をしてただきました。

福島県の須賀川市の"マチソダテ"に携わっている大木様。tetteという市民交流センターを中心に、その周辺だけで居心地良く生活できるウォーカブルなまちづくりを目指し、様々なことに取り組んでいらっしゃいます。

2031年までにビジョンを策定し、それに向かって取り組んでいる大木様。講演の中で、大木様が「須賀川を社会問題の実験場にする。」という言葉は、ウルトラマンを生み出した円谷英二監督のふるさとである須賀川市ならではの未来を見据えたワクワクする言葉でした。

須賀川の未来に真剣に耳を傾ける生徒達

須賀川の取り組みを聞いた後は、生徒達のグループワーク。高校生にとっての”理想のマチ”を各グループごとに考え、それを実際に絵で表現しました。

まずは”理想のまち”に必要なものをJamboardに事前に書き出しておきました。それをグループで見ながら、大木様の話を聞いて”理想のまち”に新しく必要と感じたものを付箋に書き出していきます。

あったらいいなというものから、コンビニなど現実的なものまで様々な施設や環境を話し合いました

付箋で書き出したものに共通するものにまとめ、グループごとの”理想のまち”を絵にしていきます。

理想のまちを具現化

最後にグループごとに”理想のまち”を発表しました。

理想のまちを発表

それぞれ個性的な”理想のまち”が出来上がりましたが、共通してどのグループも”自然”が描かれていたのは意外でした。これは何を意味していたのか。福島だからなのか。高校生視点だからなのか。人間の本能か。

私がその問いの「探究」する時間となりました。