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自分の未来を見据えて(福島大学見学)

5月18日の探究の時間は上級学校見学。本コースは高校1年生から卒業後の進路を見据え、1年生のうちに福島県内の国公立大学すべて(福島大学・福島県立医科大学・会津大学)を見学します。

大学という施設の大きさに生徒達はびっくりしていました。

入学してちょうど1ヶ月。「高校入学したばかりなのに、もう卒業後の進路?」なんて考えているのはもしかしたら大人だけかもしれません。大人ができることは1つでも多くの景色を見せておくこと。そこでどう感じるのかは生徒自身です。

昨年度は”食農学類”を中心に見学をしましたが、今年は”行政政策学類”を中心に授業をしました。昨年度の1期生は探究の授業を通して、”まちづくり”に興味がある生徒が多かったため、今年は学類を変えての見学を実施しました。

前半は今西一男教授による「まちづくりを学ぶ」という題目で模擬講義を受講しました。「街」「町」「まち」の違いから、福島市蓬莱団地の事例をもとに現在の取り組みを丁寧に教えてくださいました。また福島大学生がゼミ内で行っている研究や活動、取り組みを生徒達に発表。その後大学生活の質疑応答の時間では、高校生の様々な疑問に親切に答えて頂きました。

高校生の質問に答えてくれる福島大学生

後半は大学キャンパスの見学です。高校とはスケールが違う大学という施設・環境に生徒達は驚いていました。また広い環境の中で福島大学生が学びや活動をのびのびと行っていることがとても印象的でした。

施設見学の様子①
施設見学の様子②

現在本コースの放課後や休日を使用した”タンキュウブ”では福島大学生と共同で活動を実施しています。また本校の取り組みは、福島大学の地域実践学習「むらの大学」を参考に、それを高校生版に落とし込んだ探究活動を実施しています。これからも大人や大学生のサポートを受け、”福島ならではの学び”の実践を目指します。

生徒達に未来の選択の景色を打ちこんだ今回の上級学校見学。同じ景色でも今の景色と1年後の景色、2年後の景色はまた違って見えるかもしれません。

昨年度のnote記事はコチラ↓


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