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ICTを活用した”タンキュウブ”の取り組み

普通科進学探究コースの”タンキュウブ”で行っている「探究学習」についてまとめましたので、ご覧ください。

1.定期考査前の休日にみんなでリモート学習

5月17日(火)〜5月20日(金)まで高校生で初めての定期考査が実施されました。その準備も含め、定期考査に向けて5月14日(土)にリモート学習会を実施しました。
ZOOMを活用し、みんなを繋げて自主学習会を行いました。学習をする上で、環境も非常に大事な要素。3年後のそれぞれの未来に向けて、今できることをチームで共有しながら一丸となって行う良い機会となりました。

2.伝える力と伝え方

”カタリバオンライン for Teens”を活用し、探究ゼミ「プレゼンテーションスキル」の講座をリモートで受講しました。大学入試の総合型選抜では必須になりつつあるプレゼンテーション。自分の思いの”伝え方”や相手への”伝わり方”を考えた資料作成は、すぐに身につくものではありません。私も日々、自己研鑽しています。
そんなプレゼンテーションスキルを高校1年生から、全国の高校生と一緒に学ぶ機会が”探究ゼミ”にはあります。また本講座は大学生が進行してくれるので、学校の授業とはまた違った雰囲気で楽しく学ぶことができる環境も魅力の1つです。
今後は「シン・デザイン〜プロから学ぶグラフィックデザインの磨き方」にも参加予定です。生徒の成長が楽しみです。

カタリバオンライン for Teens の概要はコチラ↓

3.”知識”ではなく”考える”ことの重要性を知る

”頭の良さの定義”はなんだと思いますか。「テストの点数が良いこと」、「どんな質問にも答えられること」などでしょうか。”頭の良さの定義”は人それぞれニュアンスは違えど、答えられると思います。
では”心の良さの定義”とは何なのでしょう。なかなか言葉にするのは難しいのではないでしょうか。私は「相手の気持ちを”考える”ことができる」ことだと思っています。この”考える”ことは”知識がある”ことではありません。
現代社会は、分からないことはすぐに検索することができます。”知識”を得るにはとても良い時代になりました。
しかしすぐに情報が手に入るがゆえに、自分で”考える”ことが極端に減ったと私は思うのです。みなさんの行動は本当に自分の頭で考えた行動でしょうか。
ヨシタケシンスケさんの絵本を活用し、自分の考えをnoteを活用して書かせています。頭の良さのように数値化はできないものですが、日々の学習を通して、無意識を意識化できるよう、”考える”機会を多く持ちたいと思っています。