「探究」×「情報」
「情報Ⅰ」の時間を使用し、横断的な探究の学びを実施しました。
「探究」の授業では、”知る”→”表現”→”創作”を行いました。
「情報」の授業では、創作したものは自分の意図どおりに相手に届いているのか(自分が伝えたいことが相手に伝わっているのか)を学ぶ授業を行いました。
1年の最後には課題を見つけ、プレゼンテーションまでを生徒が主体的に取り組めるよう、自分の表現が受け手にどう捉えられているのかを知る良いきっかけとなりました。
◇プレゼンテーションの目的
プレゼンテーションの目的は、興味関心を喚起する、意図した行動を起こさせ
るなど、相手に何らかの”変化”を与えることである。単なる調べた事実の報告だ
けでなく、伝える情報がもつ価値や話しての主張が重要である
◇プレゼンテーションの流れ
(1)主題及び目標の設定
発表の題材によって適切な情報収集を行い、話し手が伝えたい主題を決め
る。(*チームで同じ課題に取り組む場合や主題の方向性が見つからない場
合は、Jamboardなどを使用し、問題を明確化すると良い。)
(2)伝達内容および方法の決定
聴き手の特性、場の特性によって提示方法を工夫する
・聴き手の特性(年齢・発達段階・知識・経験・関心の有無など)
・場の特性(会場の広さ・時間・人数・機材など)
(3)論理構成と展開の工夫
スライドによるプレゼンテーションはその場の順序変更などが難しいた
め、構成を考え、事前準備をした上で臨む必要がある。
1年後に大人の聴き手に対しても、自分の”企画”や”思い”を伝えられる高校生になれるよう、情報の授業でも横断的な取り組みをしていきたいと思います。