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7月12日(火)ふたば未来学園に訪問させていただき、「探究」の研修プログラムに参加しました。朝から晩まで、探究漬け。しかしあっという間の1日でした。

まだまだ本校の進学探究コースは始まったばかり。1期生の生徒をどう育てていくか、今後入学する聖光学院生をどのように羽ばたかせるかということを題材に、私たちも日々実直に学ばなければなりません。

特に探究の学びは教員自身の凝り固まった考えが邪魔になることが多々あります。ふたば未来学園の探究実践例をもとに、その部分を洗い出し、振り返り、もう一度”生徒軸の探究”に立ち返る良い機会をいただきました。

この研修を通して改めて感じたこと。それはチームの重要性でした。ふたば未来学園には学校内だけではなく、そこに住んでいる方全員で未来の若者を育てるという環境がありました。学校の敷居が低く、地域の一部となり、だからこそ住んでいる方々が常に生徒を気にかけてくれている学校。そんな環境だからこそ、生徒達はのびのびと自分がワクワクすることに打ち込むことができるのではないでしょうか。

東日本大震災から11年。ふたば未来学園設立から7年が経過。未来の「変革者」を生み出す教育目標ではあったものの、設立当初は生徒の心のケアが最優先であったことをお聞きしました。

そんなふたば未来学園が現在、福島県の探究の先進校になっている理由はすぐにわかりました。それは環境でも設備でもなく、ふたば未来学園の先生方をはじめ、カタリバの皆さんの笑顔でした。

皆さんの笑顔の奥にたくさんの努力と苦悩を感じとることができました。しかしそれが感じれるのは、”今がある”から。常に皆さんは知に貪欲。ぶち当たった壁でさえ、その中からもっと楽しいワクワクに変えられる方々。そんな素敵な笑顔を見たとき、現在のふたば未来学園の姿に納得してしまいました。

私はまだまだ道の途中。

会津大学のはやぶさ2に携わった教授が言っていた印象的な言葉。

「新しいものほど前例がないので、時間をかけて泥臭く向き合うしかない。」

本当にその通りだと思いました。

もう1度、”私ができることってなんだろう?”の種をもらえた貴重な1日でした。

ふたば未来学園の皆さん。本当にありがとうございました。

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