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日本史探究(国見町:阿津賀志山防塁)

奥州合戦(源頼朝VS藤原泰衡)

国見町には、1189年(文治5年)に全国統一を目指した源頼朝の率いる鎌倉軍と奥州(現在の東北地方)を支配していた藤原氏が激戦をくり広げた「奥州合戦の天王山」ともいわれた阿津賀志山があります。
また、日本三大防塁として国史跡に指定された「阿津賀志山防塁」をはじめ、さまざまな史跡が今なお残っています。

日本三代防塁って?

国見町:阿津賀志山防塁
福岡市:元寇防塁
太宰府市:水城防塁
が日本三大防塁です。


そもそも防塁って???

堀と土塁からなる防御施設です。阿津賀志山防塁は約四十キロにわたって、築き上げられた防塁です。
当時の交通手段は、馬に乗るか、歩くだけでした。堀を巡らすことによって、馬による進路をふさぐこと、歩いて来る敵に対しても、堀の谷から上がってくる敵を弓や槍、刀で打つことができるのです。

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どの位の人員、日数がかかったの?

労働力は延べ25万人と推定されています。6ヶ月以上をかけた大土木工事であったと考えられています。

奥州合戦の何がすごいの???

奥州合戦によって源頼朝は、全国を統一することができました。鎌倉幕府の成立です。以後700年間、武士による政治が行われることになったのです。

国見町にそんなところがあったの???見学してみたい。

是非、あつかし歴史館へお越しください。
聖光学院の生徒達も地域の歴史を学びました。

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