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2021年度普通科進学コースの取り組み

前年度より、大学入試形態が大きく変化した。特に少子化に伴い、大学の推薦選抜(総合型選抜・学校推薦型選抜)の受け入れが増加し、私立大では5割、国公立大においても3割がこの選抜方法で大学に入学する時代となった。

推薦選抜を多用する本校にとっての一番の課題となったのは、志願理由書や面接の場面で「高校生活で何を学んだか」が問われる場面である。

本校は「総合的な探究の時間」を礼拝や聖書の時間として使用している。心の教育としての経験値は充実している本校だが、スクールタイム内の課外活動などの体験値には乏しい。

今年度は部活動以外の体験値を充実させるため、幅広い取り組みを行った。担任主導だったLHRなどの取り組みを一本化し、講演やガイダンス、出前講座など進路についての取り組みを多く行った。
またジェンダーやお金の授業など、現代に合わせた幅広い学びにも積極的に取り組んだ。

放課後課外の生徒にも、勉強だけの教科授業だけでなく、様々な体験値を増やした。(詳しくはマガジン「進学コース活動報告」をご覧いただきたい。)

コロナによって学習形態や環境も劇的に変化した昨今。学校としての再定義が必要とされている。聖光学院ができることに耳を傾け、教職員一同、より一層生徒に真剣に向き合い続けなければならない。

                            普通科部長 三瓶航

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