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これからの取り組み

社会や雇用の環境が大きく変化し、予測困難となった現代社会。教育においても「学校とは何か」をもう一度問われる時代に突入しました。
急速な技術革新の中、新しい波が次々と襲いかかり、大人でさえその明確な答えを導き出せずに日々を過ごしています。


しかし、どんな状況であっても、根底に揺るぎなくあるもの。
それは「愛」です。
聖光学院高校は、キリスト教主義に基づく愛(アガペー)の精神によって、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指します。


本学が60周年を迎るにあたり、これから行わなければならないミッション。それは地域に根付く学校づくりへの再構築です。
地域の関係性の無意識をもう一度、意識化することから始め、地元の小・中学校や保護者の皆様だけではなく、地域の方々からも「信頼」される学校を創る。
「信頼」の土壌から「愛」の根が育ち、子ども達という未来の花を地域全体で育てていくことこそ、学校の新しい姿であると考えています。


たくさんの愛を注がれ育んだ生徒達が、自分の生まれ育った地域に誇りを持ち、社会の担い手となって近い将来、地域づくりの担い手となって戻ってくることを願っています。