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社会人大学生。諦めなかった私が伝えたいこと。

プロフィール

コバックス株式会社取締役部長の安部直樹さん

創業100周年を迎えた小林グループ。株式会社コバックスのホームページはコチラ▽

学校から徒歩5分。いつもコースで活用させていただいているコミュニティペース”リノコトコバコ”▽

伊達市にあるコミュニティスペースです。
インターネットで予約可能です。詳しくはコチラ▽
https://kobayashi-homelife.com/renocotocobaco-2

Instagramで社内の日常を発信中。(@cobax_shuri24)▽

社員全員を巻き込んでのインスタ投稿の数々。アットホーム感が滲み出ています。

はじめに

私たち日常生活のインフラ設備を守るコバックス株式会社取締役部長の安部直樹さん。人との信頼関係を大事に、ワクワクドキドキの気持ちを持ってお仕事をする安部さんのストーリーをご覧ください。

仕事・取り組みのきっかけ

高校時代、大学進学の夢が叶わず、自分のやりたいことも見つからず、親の言われるがままに就職をしました。自分で決めた就職先ではなかったので、続くわけもなく、その後も2回、3回と転職を繰り返しました。
そんな時、叔父の会社に就職したことをきっかけに、配管工という仕事と出会いました。配管工の仕事は私たちが生活していく中で、なくてはならない仕事だと気づき、とてもやりがいを感じました。
そこから5年間で配管工の技術を極めて独立することを目標としました。独立を目標に走り続けている最中、ご縁があり現在の会社を知ることになります。自分が会社を起こすより自分がワクワクドキドキすることがコバックスではできそうと考え、入社をし、現在に至ります。

仕事・取り組みの内容

インフラ関係のお仕事をしています。具体的には、道路に埋まっている水道管から家の中の蛇口までの水道排水管の修理工事を行なっています。水まわりのトラブル、漏水、水漏れ、水道修理、蛇口の不具合、トイレのトラブル、洗面台のトラブル、お風呂のトラブル、キッチンのトラブル、排水つまり、高圧洗浄、配管工事、給湯器の不具合など。
また水まわり以外のお仕事では空調換気設備・消火設備・消防施工なども行なっております。
私は仕事をする上で信頼関係をいつも大切にしています。人と人とのつながりがなかったらお仕事もさせてもらえないし、次につながるお仕事もできないからです。それは、お仕事をする以外でも大切になってくるかもしれませんね。

探究についてどう思うか

とても良い時間だなと思います。高校生のうちから人の話を聞く姿勢や態度を探究を通して学んでいけると思います。自分より上の世代の人の話を聞くことは高校生にとってとても大きな経験となりますし、それが週に4時間あるということは今までにない機会となると思います。
正解のないテーマに対し、クラスでグループで話し合うことで、お互いの良さや価値観の違いを学べ、多様性の時代を生き抜く力を養えると思います。

リノコトコバコさんを使用してリモートプレゼンを実施した様子

高校の授業で探究があったらどういう人に出会いたいか

起業している社長さんに会いたいです。企業組織に属している私にとって、社長は私の憧れです。高校生の私が考える社長は、お金持ちというイメージでした。しかし今考えると社長という職業は、前述した信頼関係の極みにいる方々だと思っています。
何もない状態からどうやって信頼や信用を勝ち取ったのか。どうやってお客様が満足や感謝する商品を作り上げたのかというストーリーを聞いてみたいです。

リノコトコバコをもっと沢山の人に使用してもらうために議論

高校生に戻ったとしてチャレンジしたいこと

生徒会長になりたいです。当時の生徒会長は同じクラスで席が隣の子でした。私は自分とその子との差は何なのだろうと思っていました。むしろ自分の方が生徒会長に向いているとさえ思いました。
彼との違いはたった1つ。自分で行動したかどうか。進路も自分で決められなかった私にとっては当然の結果だと今は思います。
しかし今の私なら立候補し、自分がやれるところまで行動できると思います。自分が生徒会長となり、学校改革に挑戦してみたいです。
改めて自分で決め、行動する大切さをこの取材を通して再確認しました。

進路選択で大切なこと

私は大学進学を夢見ていました。高校時代は兄が大学に進学していたので、安易に自分も進学できるものだと思っていました。
学校の先生にも「このままでは進学は無理だよ」と言われましたが、何とかなるという根拠のない自信だけはありました。かと言って勉強をするわけではなく、そのまま高校生活が過ぎてしまい、卒業前日まで進路が決まらないという結果となってしまいました。何かを勝ち取るには何かを犠牲にし、努力しなければならないときもあるということを痛感した出来事でした。
就職して数十年時が過ぎましたが、大学のキャンパスライフを送りたいという気持ちは変わりませんでした。そこで仕事を続けながらも勉強をし、晴れて大学に合格することができました。仕事との両立は大変でしたが、それ以上に自分の夢の実現の充実感と大学生活のワクワクドキドキが常に優っていました。
また現役の学生との交流もとても勉強になりました。年代が離れている10代・20代と学生という同じレイヤー上で出会え、交流できたことは私の中で財産です。現在の若い社員との接し方もその経験が生かされていると思います。

つながりはどんなところから生まれるか

置かれた環境でのつながりの種を大事にすることです。自分から無理につながりを生まなくても私はいいと思います。ただし自分が生きていく中で出会った人とのつながりは大事にするべきです。数々の出会いの中で、自分と通じる何かが共通しているときは、それを見逃さず勇気を持ってつながってください。
その勇気、1つのつながりが連鎖してその先につながっていくと思います。
学校ではたまたま同じクラスになったのも運命。同じクラスになったつながり。その身近なコミュニティから大切していってはいかがでしょうか。

高校生に向けてメッセージ

自分にとってのワクワクドキドキを求め続けてみてください。高校生の進路は多岐にわたるので、自分が将来どうすれば良いかを不安に思っている人も多いのではないでしょうか。現に私は高校3年間では将来どうなりたいかを思いつきませんでした。色々な経験をした私が言えることは、そのとき思いついたやりたいことを一生懸命やることです。そうすれば自分がやるべきことが自然と見えてきます。またやるということが遅いということはありません。それは数十年経った後、大学生になった私が自信を持って言えます。人生はとても長いです。自分のやりたいことを真剣に行い、5年後、10年後もワクワクドキドキする生活を送ってほしいです。

子供向けのイベントも企画・実施させて頂きました。

取材後記

以前コバックスさんのイベントでお手伝いさせていただきました。その時印象的だったのが、終始笑顔で何事にも楽しそうに取り組む社員さんの姿でした。それは安部さんがまとめる立場としてワクワクドキドキを持ってお仕事に取り組む姿勢だと感じました。私も引き続きワクワクドキドキを求めて探究していきたいと思います。


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